ノミバエの発生源がわからない!ノミバエの発生場所を全て解説します!

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「目の前を飛ぶ鬱陶しいコバエ」「窓を開けていないのにノミバエの死骸が大量に落ちている」目の前をちょこまか飛び回るノミバエ。いくら駆除してもキリがないし、キッチンを飛び回られるとスプレーも使いにくい…一度ノミバエが大量発生してしまうと駆除するのが厄介です。この記事ではそんなノミバエの発生源、対策方法、駆除方法をご紹介します。

ノミバエの発生源

部屋を開けていないのに発生するノミバエですが、ノミバエは腐敗した動物質、植物質、漬物、堆肥、ごみ、下水溝や浄化槽のスカムなどを産卵場所とします。長年の現場経験から、家庭に発生するノミバエの発生源は以下のような場所が発生源となっている事が多いです。

基本的に一般家庭では生ゴミ、水回りのヘドロ、調理カス、食べカス部分に発生する事がほとんどのため水回り部分からの発生が9割以上を占めます。汚水枡内部に残るヘドロや汚物もノミバエの産卵場所になります。

ノミバエの駆除と対策方法

ノミバエの駆除や対策を行うには発生源を除去する必要があります。

生ゴミの処分

夏場になると生ゴミによってくるノミバエですが、発生源となる生ゴミをこまめに処分すれば、生ゴミが発生源となる場合はそれ以降発生することはありません。ただし、マンションや建物の決まりで毎日ゴミが処分できない場合は忌避剤を使用することをお勧めします。

生ゴミや食べカスなどがノミバエが発生しやすい部分に上記のスプレーを散布する事で忌避効果によりノミバエの発生や繁殖を抑える事が可能です。建物のルールによりゴミの処分がすぐに出来ない場合は忌避スプレーを使用することをオススメします。

水回りの洗浄

ノミバエの発生源のほとんどは水回りが原因です。

パイプユニッシュを使用して排水管に付着する汚れやヘドロの洗浄を定期的に行いましょう。被害が軽度や中度であれば、パイプユニッシュでもノミバエの発生源となるヘドロを落とす事が可能ですし、こまめに配管洗浄する事で、ヘドロを住みかとするノミバエやチョウバエの予防対策にもなります。

高圧洗浄を行う

上記2つの方法を行ってもノミバエが発生する場合には、長年の汚れにより蓄積した頑固なヘドロにより被害が重度になっています。ヘドロが排水管に固着してしまうと洗浄剤での処理は難しいため専用の高圧洗浄機を使用しヘドロを洗浄する必要があります。

家庭で高圧洗浄を行う場合はケルヒァーと専用ホースを使用して行う事で配管洗浄を行う事が可能です。以下の場所に使用しましょう。

  • 汚水枡
  • 内水回り排水管

ただし、ここまでくると機械の購入費用も高額ですし、配管洗浄には専門的な知識が必要なためここまでくる場合はプロの駆除業者に依頼するべきでしょう。

コバエが大量発生したが発生源がわからない!?コバエの発生源から駆除方法を徹底解説

「家にコバエが大量発生しているけど発生源がわからない」「窓は一度も開けていないのにコバエが家の中に出てくる」突然、室内に大量発生するコバエですが、生ゴミもないし、窓も開けていないのに何処から?と不思議に思いますよね。この記事では、害虫駆除歴5年以上の現役害虫駆除業者がコバエの大量発生の理由や発生場所、駆除、対策方法を詳しくご説明します。

 

コバエの生態と大量発生の原因

自宅に発生するコバエの種類は以下の4種類です。種類により大量発生の理由や駆除方法が異なるのでまずはコバエの種類と特徴を理解する必要があります。

チョウバエ 

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  • 餌:ヘドロ状の有機
  • 発生場所:水回り(台所、浴槽エプロン、洗面台、汚水枡、洗濯排水口、グリストラップなど)

チョウバエはヘドロ状の有機物に卵を産みつけます。ヘドロ状の有機物とは、食品の食べカスや油、人間のアカ、髪の毛、石鹸カスなどの汚れが排水管内で蓄積された物がヘドロとなりチョウバエの発生源となります。

ノミバエ

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  • 餌:生ごみ、ベドロ状の有機
  • 発生場所:生ゴミ、水回り(台所、浴槽エプロン、洗面台、汚水枡、洗濯排水口、三角コーナー、グリストラップなど)

ノミバエは生ゴミか排水ヘドロに主に卵を産みつけます。窓も開けていない、生ゴミや腐ったものがないのにノミバエが発生する場合は排水口のヘドロが原因源となります。

ショウジョウバエ

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  • 餌:生ゴミ、腐った果実、アルコールなど
  • 発生場所:生ゴミ、水回り

生ゴミや腐った果実、アルコールなどを好むショウジョウバエ、主な駆除方法は発生源となる生ゴミを処分する事で発生を抑える事が可能。

クロキノコバエ

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コバエの駆除方法

コバエの種類と発生理由が分かったらそれぞれにあった駆除方法を行いましょう。

生ゴミや腐敗物の処理

【対応害虫:ノミバエ・ショウジョウバエ

生ゴミや産卵場所となる腐敗物(アルコール類も含む)をこまめに清掃し処分する事でコバエの大量発生を防ぐ事が可能です。ショウジョウバエに関しては飲食店、一般家庭どちらに関しても冷蔵庫の下など放置されがちな場所にある調理カスや食べカスなどのゴミの清掃、生ゴミと腐敗物の処理を徹底すれば完全駆除が可能です。

コバエ取りを設置

【対応害虫:ノミバエ・ショウジョウバエ

簡単に行えるコバエの駆除方法としてはコバエ取りの設置です。

コバエ取りを設置するとこで大量に発生したコバエの数を一気に抑え、繁殖を大幅に激減させる事が可能です。※但し、トラップの設置は発生源を立つわけではないので一時的な処置に過ぎません。完全駆除には生ゴミをこまめに捨てるなど発生原を断つ必要があります。

水回りの洗浄

【対応害虫:ノミバエ・チョウバエ 】

ノミバエ・チョウバエ共に配管内部や汚水枡、グリストラップなどにあるヘドロを産卵場所にします。【ヘドロとは:髪の毛、油、食べカス、汚物、水垢などの有機物】有機物が長年の蓄積によりヘドロ化し、チョウバエやノミバエのコバエの大量発生につながります。チョウバエ、ノミバエの完全駆除を行うには発生源となるベドロや汚れを洗浄する必要があります。

チョウバエバスターは配管の洗浄効果とヘドロに付く卵を洗い流してくれる2つの効果があります。配管内部の汚れが軽度や中度であればチョウバエバスターを使用することでヘドロが発生源となるノミバエ、チョウバエの駆除が可能です。

高圧洗浄

【対応害虫:ノミバエ・チョウバエ・ショウジョウバエ

水回りの洗浄と汚水枡に高圧洗浄機を使用する事で、薬剤では落としきれない頑固なヘドロなどを全て落とす事ができるため、水回りが発生源となっている場合、コバエを完全に駆除可能です。

配管洗浄をご自身で行う場合は、ケルヒァーなどの高圧洗浄と配管洗浄専用のホースを購入する必要があります。汚水枡と水回りの高圧洗浄は、業者に依頼した場合2〜3万円が相場なので、機械を揃えてご自身でやるには機械の用意に2倍以上の費用がかかるのと、配管洗浄の知識が必要です。失敗してしまうと漏水の恐れもあります。購入する場合はよく検討してから購入するようにしましょう。

殺虫剤の使用

【対応害虫:クロキノコバエ・ノミバエ・チョウバエ・ショウジョウバエ

とにかく室内に大量発生したハエを駆除するにはコバエワンプッシュがオススメです。

スプレーを大量発生している場所や発生源となる場所にワンプッシュするだけで発生してコバエを全て簡単に駆除する事が可能な優れものです。

コバエの対策方法

コバエを発生させないためには、定期的な対策を行う事が重要です。次に、いくつかの対策方法をご紹介します。

水回りの洗浄

【対応害虫:ノミバエ・チョウバエ・】

生活する上で排出される食べカスなどの有機物が蓄積されヘドロになるため、ヘドロを作らせない事が重要です。

パイプユニッシュを定期的に使用し水回りの洗浄を行うことで汚れの蓄積を塞ぎヘドロを産卵場所とするチョウバエ 、ノミバエの発生を予防する事が可能です。

以下のような場所を重点的に洗浄しましょう

  • キッチン排水口
  • 洗面排水口
  • 洗濯機排水口
  • 浴室排水口
  • 汚水枡

観葉植物

【対応害虫:クロキノコバエ

キノコバエは湿った環境を好み、腐葉土などに産卵します。このため、観葉植物の鉢に使用している土を取り替えたり、日当たりの良い場所に移動させ極力湿った状態にしないようにしたり、土の状態を整えたりすることでクロキノコバエの発生予防につながります。

トコジラミには殺虫剤が効かないって本当?

最近は韓国でのトコジラミ大量発生やインバウンドの回復により日本でのトコジラミの被害が急激に増え始めています。そんなトコジラミですが、殺虫剤が効かない個体の存在や毎日約5〜6個の卵を産み爆発的な繁殖力をもつため、個人での完全駆除が非常に困難な害虫です。この記事ではトコジラミに有効な殺虫剤、効果のない殺虫剤などにフォーカスをあて詳しくご紹介します。

 

トコジラミの特徴

  • 成虫は、体長5〜8mm程で茶褐色
  • 夜間に人間や動物などの血液を吸血する(餌は動物の血液のみ)
  • 吸血後は、家具や寝具などの潜伏場所に戻る
  • 6月〜9月の夏場に活発的になるが、成虫は吸血しなくても一年ほどは生存可能
  • 毎日5〜6個卵を産む

トコジラミが潜伏しやすい場所

  • ソファー
  • クローゼットの中
  • ベットボード
  • カーテンレールの折り返し
  • シーツ
  • ベットの床板
  • ベットの木枠フレーム
  • 留め具
  • 畳の隙間

狭くて暗い場所に潜伏していることが多いため、そういった部分を重点的に調べて殺虫剤などで駆除を行いましょう。

トコジラミに効果のある殺虫剤

トコジラミに有効な成分(プロポクスル、メトキサジアゾン有機リン系、ガーバメート系、ピレスロイド等)の成分が効果的ですが、ピレスロイド系に抗体を持つ個体が多いため、ピレスロイド系の殺虫剤は効果がない場合は多い。そのため、殺虫剤を選ぶ場合は、主成分がピレスロイド系ではない、「ガーバメート系」「オキサジアゾール系」が含まれる殺虫剤を必ず選ぶようにしましょう。

トコジラミ駆除にオススメの殺虫剤

バルサンまちぶせスプレー300ml

こちらはピレスロイド系を使用せずプロポクスル(カーバメート系)の成分を使用しているので、薬剤の効かないスーパートコジラミにも効果的な殺虫剤です。

ゴキジェットプロ450ml

こちらの殺虫剤にはイミプロトリン(ピレスロイド系)メトキサジアゾン(オキサジアゾール系)の2種類の成分が使用されています。メトキサジアゾン(オキサジアゾール系)が含まれているため、スーパートコジラミにも効果的な殺虫剤です。

殺虫剤を使用する上で知っておくべき知識

※殺虫剤は卵には効かない

殺虫剤を使用することで手軽に効果的にトコジラミなどの対象を駆除することができますが、あくまでも成分や幼虫などの個体に限るお話です。卵や蛹には殺虫剤は効きません。そのため市販薬の殺虫剤でトコジラミを駆除する場合、かなりこまめに殺虫剤を散布しなければ行けませんが、トコジラミの卵が孵化するタイミングを測るなんて現実的ではありませんので、市販薬の殺虫剤で駆除を行うのは至難の技と言えいることから、トコジラミが発生した場合にはすぐにプロに依頼するとこが望ましいです。

トコジラミは熱に弱い

殺虫剤でのトコジラミ駆除は抗体や卵など様々な要因で駆除が困難なケースが多いですが、トコジラミは熱にも弱いためスチーマーを使用することで駆除が可能です。また、熱の駆除であれば、殺虫剤では駆除出来ない卵も駆除することが可能です。

80度以上の高温処理を継続して出せる機会を使用することで確実にトコジラミの成虫から卵まで駆除することが可能です。

まとめ

トコジラミ駆除はプロでもかなり難易度が高い害虫です。自力で駆除することも不可能ではありませんが、1匹の個体が1日に5〜6個卵を産むため、試行錯誤しているうちに爆発的に繁殖してしまいプロに依頼した時には高額な見積りに…なんてことも多くあります。そうならないためにも、業者に依頼するタイミングの線引きはしっかりしておきましょう。

 

突然ハエが大量発生!?原因から駆除方法を徹底解説

「腐った物など無いのに突然ハエが室内に大量発生している」「駆除してもすぐに新しいハエが出てきてキリがない」生ゴミなどの発生源も無いのに突然大量発生するハエやコバエたち。この記事ではハエやコバエが大量発生する原因から駆除、対策方法までを現場経験を交えて詳しくご説明します。

 

ハエが大量発生する原因

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大型のハエやコバエが室内に突然発生する理由は大きく2つあります。ここではハエの生態については詳しくはこちらをご覧下さい。

大型のハエの発生原因

  • 腐敗物がある(小動物の死骸・糞)

エバエやニクバエなどの大型のハエの発生理由は屋根裏や床下、壁の中にあるネズミや猫、イタチなどの小動物の死骸が原因です。今まで大型のハエ駆除の現場で多かった事例ベスト3は以下になります。

  1. 過去に仕掛けた捕獲トラップにネズミが捕まり長年放置され腐敗しハエの発生原因となる
  2. 野良猫やイタチ、ハクビシンなどの害獣が寒さを凌ぐために屋根裏に侵入し屋根裏で餓死しハエの発生原因となる
  3. 屋根裏にあるアライグマなどのため糞が原因なる

5年以上現場に出ていますが、大型のハエの発生原因は基本的にこの3パータンとなり、特に1.2番の小動物の死骸が原因になっていることが9割を占めます。

コバエの発生原因

室内に発生する代表なコバエと言うとチョウバエ、ノミバエ、ショウジョウバエになります。よく駆除の現場で、生ゴミも何も無く部屋は綺麗なのにコバエが大量発生しているという事例がありますが、原因は水回りの配管に付着するヘドロが原因です。今までコバエ駆除の現場で多かった事例ベスト3は以下になります。

  1. 水回り排水パイプの汚れの蓄積によるヘドロがコバエの発生源となっている
  2. 【戸建て】汚水枡に汚物やヘドロが溜まっていることによりその部分が発生原となっている
  3. 旅行中などに家の電気が止まってしまい冷蔵庫などの食品が全て腐敗してしまいコバエの発生源となる

コバエの突然の発生は基本的には水回り配管の長年の汚れの蓄積によりヘドロができ、そのに卵を産むため原因となります。配管部分などを匂ってみると下水臭かったりと悪臭がする事が多いです。

大量発生したハエの駆除方法

コバエ、大型のハエどちらとも完全駆除を行うには発生原因となる物質を取り除く必要があります。

大型のハエ駆除の場合

大型のハエ駆除の場合、上記で説明したように小動物の死骸が主な原因になるため、完全駆除には死骸の撤去が必須になります。点検口がある場合はそこから天井裏を除けばネズミや猫の死骸が見つかる可能性が高いです。

手が届く場所ならそのまま死骸を回収。手が届かない場所ならマジックハンドなどを使用して死骸を回収後、可燃物として処理して下さい。

発生源が見つからない場合

屋根裏を除いても発生源がわからない場合は、発生源となる場所を特定する方法を使用してある程度の場所を特定します。

捕獲機をハエの発生が多い部屋に1つずつ設置します。1〜2日後に捕獲機を確認して1番多くハエが捕獲されている場所が発生源の近くになるため、くまなく、その部屋の屋根裏や床下などを探してみて下さい。

それでも駆除出来ない場合

大型のハエが大量発生する原因は、主に、小動物の死骸が原因となるため、殆どの発生源が屋根裏、床下、壁の中となり点検口の開口など専門的な知識がないと駆除が難しい事が多い害虫です。そのため上記の方法で駆除が出来ない場合は、自分でなんとかしようとせずに一度プロに相談するとこが駆除への近道です。試行錯誤している間にも被害は想像以上のスピードで悪化します。

 

コバエ駆除の場合

コバエが大量発生している場合は、水回りと生ゴミが主な発生源となるため、その2つをまずは確認して下さい。生ゴミがないのにコバエが発生している場合は99%水回りが原因のため、水回りのヘドロ掃除が必須になります。以下のようなものを使用してパイプ洗浄剤を行いましょう。

チョウバエバスターは排水管に付着する汚れとハエの卵を洗い落としてくれるため、被害が軽度〜中度のレベルであれば素人でも簡単に駆除する事が可能です。

それでもコバエが駆除出来ない場合

コバエの発生は排水のヘドロが原因になっていることが殆どです。上記で紹介したパイプ洗浄剤を使用すれば基本的には駆除はできますが、配管内の汚れ(ヘドロ)が固着してしまっているとパイプ洗浄剤などでは汚れを取りきれないため、専用の高圧洗浄機を用いて配管洗浄を行う必要があり専門的な知識が必要となります。

ハエを発生させないための対策方法

ハエを発生させないための対策を方法いくつかご紹介します。

  • ネズミなどの侵入口を閉鎖する

大型のハエはネズミや猫の死骸が原因となるため、害獣の侵入口を予め塞いでおくと発生確率を減らすことが可能です。

  • 水回りはこまめに清掃する

コバエの発生は水回りの長年の食べかすや油、汚物などの蓄積が原因となるため配管洗浄剤をこまめに使用して汚れの蓄積を防ぐことでコバエの発生を防ぐことが可能です。

  • 定期清掃

戸建ての場合は家の周りの汚水枡の定期清掃を行うことをお勧めします。汚物などの蓄積によりハエの発生や水回りからの悪臭、水回りの詰まりの原因を解消することができるので1年〜2年に一度定期清掃を行うことをお勧めです。

  • こまめにゴミを処分する

当たり前のことですが、こまめに生ゴミなどを処分する事でショウジョウバエやノミバエがゴミに集る事はなくなります。ただ、アパートのルールなどでゴミをどうしてもすぐに捨てられない場合には下記の商品を使用すれば問題ありません。

生ゴミなどにスプレーを吹きかけておく事でコバエの集まることを防ぐ事が可能です。

『2023年最新版』トコジラミ対策と駆除方法

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【旅行先のホテルにトコジラミがいないか不安】【海外サイトで購入した商品にトコジラミが付着していないか不安…】近年、インバウンドの回復やネットショッピングの普及により、日本でのトコジラミの被害が再び増えていると言われています。トコジラミは殺虫剤に抗体を持つ個体が多く、また1日で約5~6個の卵を産むため繁殖率が高く駆除がとても困難な害虫です。この記事では、そんな厄介なトコジラミを旅行先などから家に持ち帰らない対策方法や家に発生してしまった場合の駆除方法を詳しく説明していきます。

この記事でわかること

 

 

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トコジラミを持ち帰らない為の対策方法

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レストランや居酒屋など、どのような場所でもトコジラミを持ち帰る可能性はありますが、トコジラミ駆除の現場でお客様にヒアリングしていると以下のような場所で持ち帰るケースが多い傾向にあります。

トコジラミを持ち帰る可能性がある場所
・ホテル
・公共機関
・漫画喫茶
・銭湯
・海外旅行
・通販の箱や商品
 
特に上記のような場所に気を付けるとよいでしょう。

トコジラミの対策方法

トコジラミは殺虫剤に含まれるピレスロイド系の成分に抗体をもつ個体が多く駆除が困難なことが多いですが対策を打てないわけではありません。

虫よけスプレーを使用

虫よけスプレーに含まれる成分は駆除効果はないものの、トコジラミが嫌う成分が配合されているため、虫よけスプレーを使用する事でトコジラミを寄せ付けないように対策を行う事は可能です。

上記の商品はトコジラミにも対応している虫よけスプレーです。外出の際に虫よけスプレーを使用する事で好んで近寄ってくることはないのでトコジラミを持ち帰る可能性を大幅に減らすことが可能です。

洋服は乾燥機やアイロンにかける

トコジラミは、主に洋服や鞄に付着して家庭に侵入します。熱に非常に弱いため、洋服を60度以上で加熱する乾燥機をこまめに使用することが効果的です。旅行先などで乾燥機を使えない場合は、トコジラミが逃げ出さないように真空パックの袋に入れて保管し、家に戻ったらすぐに乾燥機やアイロンで処理しましょう。この方法により、トコジラミの持ち込みを防ぎ、家庭内での繁殖を予防することができます。

トコジラミを家に持ち帰ってしまった場合の駆除方法

いくら対策を行ってもトコジラミを持って帰ってしまうことがありますし、現在では輸入サイトの普及から海外から簡単に輸入ができ、その荷物の中にトコジラミが紛れていた!なんてことも多く耳にします。以下にトコジラミが発生してしまった場合の駆除方法を詳しくご説明します。

トコジラミ用の殺虫剤を使用する

被害初期段階に限りますが、駆除が難しいと言っても駆除できないわけでもありませんし、全然薬剤に効果がある場合もあるので、トコジラミに効果のある殺虫剤を使用してみましょう。

初期段階であれば駆除が可能な可能性もあります。またトコジラミは以下のような場所で繁殖しやすいのでそのあたりを徹底的に調査して駆除すると効果的です。

* スプレーでの駆除は卵には殺虫剤が効かないため卵が少ない初期段階のみに限る

  • 畳の隙間
  • 絨毯裏
  • カーテンの折り返し部分
  • タンスの隅
  • ソファーなどの家具
  • 電化製品の中
  • 寝具

高圧処理

トコジラミは60°以上の熱で駆除する事が最も効果的です。薬剤に抗体を持つ個体でも物理的に駆除することができ、卵も同時に沸騰させ駆除することが可能です。

しかしここまで来るとかなりの労力と費用が発生しますし、トコジラミは毎日5〜6個の卵を産むため、1週間の放置で数百匹以上に繁殖し、取り返しのつかない事になるため、家でトコジラミ被害が起きた場合は出来るだけ早くプロに依頼する事がよいでしょう。

トコジラミ駆除を依頼した場合の費用

トコジラミ駆除を依頼した場合の費用相場は以下の通りです。

  • 1K.1R:3〜5万
  • 2K.2DK:8〜12万
  • 2LDK.3LDK:15万〜25万

施工する箇所の数や被害状況により費用の変動があります。

 

鳩駆除における法律と規制:知っておくべきポイント

ベランダに大量の糞害や鳩の鳴き声による騒音被害など、鳩のトラブルに頭を抱えていませんか?ここでは、自分で鳩を駆除する方法と、プロを頼るべき際の鳩駆除業者の選び方をこの記事で解説します。鳩の生態と特性、その生息地や人間との関係性に触れつつ、DIYで鳩駆除を行うメリット・デメリットや具体的な方法をお伝えします。また、自力での限界や業者への依頼方法、必要な法律知識までを著者の現場経験などを踏まえて鳩による問題を解決へと導きます。

鳩の特徴と生態

鳩は一般的に都市や町の公園、ビルの屋上などで見かける鳥類の一種で、学名は "Columba livia" とされ、ドバトとも呼ばれます。その生態は多様で、全世界に広く分布しています。鳩は一夫一妻で、一度交配すると一生涯のパートナーとしています。また、鳩は一度の産卵で2個の卵を産み、両親が交代で抱卵するという特徴を持ちます。卵から孵化すると約4週間で巣立ちます。また、鳩は高度な飛行能力と優れた調整能力を持っています。上空1000メートル以上も飛ぶことができる他、速度は時速70キロメートル以上に達します。さらに、鳩は方向感覚や帰巣本能が非常に高いため、遠くに飛んでも元の場所に戻ることができます。

鳩の生息地

鳩は同一場所に住む習性を持っています。そのため、一度安全な場所を見つけると、その場所を巣として何度も繁殖を行います。そのため、建物の屋上や軒下など、人間の生活空間に住み着くことが多いです。また、鳩は人間からの給餌に依存する習性があるため、公園や駅前など人々の出入りが多い場所にたむろすることがあります。鳩は雑食性であり、人間の残飯や鳥貝類、果物、種子など、手に入りやすい食べ物を食べます。このような特性から、都市部に生息する鳩は増加傾向にあり、その被害が問題化しています。

住宅で鳩が巣を作りやすい場所
  • 給湯器の隙間
  • ベランダ
  • エアコン室外機の下
  • ベランダ冊子の上

上記は、鳩の駆除依頼で主に被害が多い場所になります。

鳩の被害と問題点

鳩の存在が問題になるのは、鳩が繁殖力が非常に強く、また多くの病原体を持っているからです。ベランダや窓枠などに巣を作られると、糞や尿が原因で周辺が汚れ、また臭いが発生します。清掃に手間がかかるだけでなく、鳩の糞にはサルモネラ菌などの病原体が含まれています。ただでさえ鳩の糞は強烈な匂いを放つだけでなく、それを放置すると健康被害をもたらす可能性もあります。さらに、鳩の巣は鳩だけでなく、ネズミなど他の害獣にとっての格好の住処となってしまう場合もあります。このような問題は一旦発生すると、その後の対応が非常に困難になるケースがほとんどで、迅速な対応が求められます。

鳩の被害による二次被害の種類

DIY鳩駆除のメリット・デメリット

出来るだけ費用を掛けず鳩と駆除出来ればいいですよね。次にDIYによる鳩駆除のメリット、デメリットをご紹介するので、メリット、デメリットを比較して今後の行動につなげてみてはいかかでしょうか?

メリット

DIYで鳩の駆除や対策を行う一番のメリットは、費用が発生しないことです。プロの駆除業者に依頼すると、そのサービスにはしばしば高額な料金が伴います。DIYの場合、必要なのは時間と基本的な材料のみで、これらは通常、低コストで対応が可能です。さらに、自分で駆除や対策を行うことで、問題の原因をより深く理解し、将来的な再発を防ぐための知識を身につけることができます。

デメリット

デメリットとして最も大きな問題点は、専門的な知識や経験がない場合、駆除や対策が不十分になる可能性があることです。鳩は非常に賢く、帰巣本能がとても強いため、一度その場を安全な場所と認識し定着すると駆除が非常に困難になります。また鳥獣保護法が適応される為、むやみやたらに鳩を傷つけたり巣を勝手に撤去してしまうと法律違反となり刑事罰の対象となることがあります。

さらに、DIYの対策は一時的な解決に過ぎないことが多く、長期的な効果を期待するのは難しいです。鳩は環境の変化に素早く適応し、一度使用した対策に対して耐性を持つこともあります。そのため、継続的な監視と対策の更新が必要になることがあります。

総合的に考えると、DIYでの鳩駆除や対策は、初期の小規模な問題に対処するのには適しているかもしれませんが、大量の糞害によるマーキングや、巣や卵を一度でも作られてしまうと、素人での駆除は非常に難しいため、プロの駆除業者に相談することをお勧めします。

DIYによる鳩駆除方法

専門の業者に依頼する前に、まず自分で鳩駆除を試みたいと思う人もいるのではないでしょうか。この以下ではDIYで鳩駆除を行うための具体的な手順を解説していきます。

必用な道具と材料の用意

DIY鳩駆除を行う場合はまず、以下の物を必ずそろえてから作業に取り掛かりましょう。

  • ゴム手袋
  • マスク
  • 消毒液(菌用)
  • 殺虫剤(ダニ・ノミなどの寄生虫駆除用)
  • 箒・チリトリ
  • ゴミ袋

鳩は多くの病原菌を保菌しています。また、ふんや巣などからは悪臭がしますので、作業者本人が感染症を引き起こしたり、吸い込む悪臭による頭痛などを避けるためには、上記で紹介した物を全て用意して作業に当たりましょう。

作業の手順

手順1:菌やダニなどの二次被害物質を取り除く

糞害の撤去などを行う前に必ず菌の消毒とダニやノミの駆除を行いましょう。これらを一番初めに行わなければ、清掃の際などに菌やダニなどが舞い、身体に付着し室内に取りこみ2次被害の発生に繋がりますので必ず一番初めに行いましょう。

手順2:糞の撤去清掃

手順1を終えたら糞害の撤去を行いましょう。鳩の糞は乾燥している事が多いので水や洗剤を使用せずとも、チリトリと箒のみで綺麗にすることが可能です。

手順3:対策グッズを設置

糞害の清掃が終わったら、次にスパイク(剣山・忌避剤・ワイヤー・鳩除けネット)などの方法で対策を行います。

経験上、ワイヤー対策は初期被害の場合のみ有効なことが多く、糞害などがひどくなり鳩に住み着かれてしまうとあまり効果がないため、忌避剤かスパイク(剣山)の使用をオススメします。また剣山を使用する場合は、100均の商品やプラスチック製の剣山ではその上に巣を作っているケースをよく見かけるので、鉄製のスパイクを必ず使用するようにしてください。

*鳩に卵を産み付けられてしまうと、鳩の物凄い帰巣本能や子供を守る為、剣山でかなりのケガをしても、箒などでどんなけ追いやっても必ず卵の場所に戻ってくるため、鳩除けネットの設置以外の対策は効果がなくなります。また鳩除けネットを設置しても少しの3~5cmの隙間があれば侵入してくるため、卵を産まれてしまった場合には早急にプロの駆除業者に依頼すべきでしょう。

鳩駆除後のフォロー

DIYでの鳩駆除が完了したら、その後のフォローも大切です。鳩の巣がないか定期的に確認し、また新たな鳩が来ないように周囲を観察してください。また、巣を作られないように対策グッズの状態を日々確認して不具合がないかチェックすることも重要です。鳩のふんがないかも定期的に確認し、発見した場合はすぐに清掃するようにしましょう。巣やふんが再発した場合は、再度駆除の手順を踏むか、鳩駆除業者に依頼することを検討してみてください。

鳩駆除業者の必要性

都市部を中心に増加を続ける鳩の被害。その対策としてDIYによる鳩駆除が試みられることもあります。しかし、鳩駆除は想像以上に手間がかかることや、特有の生態や習性を理解しないと駆除できません。そのため必要に応じてプロの鳩駆除業者に依頼することも重要です。ここでは、どうして鳩駆除業者が必要なのか、その理由と役割について解説してまいります。

自力での鳩駆除には限界がある

自力で鳩駆除を試みることも一つの手段ではありますが、実際には手間消費が大きく、鳩の強い帰巣本能による行動の知識などが駆除には必要になり、自力での駆除方法が十分に効果を発揮しきれず、結果的に被害が拡大する可能性もあります。そのため、自力での駆除に限界があると感じた場合や、鳩の被害が深刻な状況では、プロの鳩駆除業者に依頼することを検討すべきでしょう。

鳩駆除業者に依頼するメリット

鳩駆除業者に依頼するメリットとして、まずは専門的な知識と経験を元にした確実な駆除が可能である事が挙げられます。業者は鳩の生態を理解しているため、巣の場所や鳩の行動パターン、被害のレベルを把握し、最も効果的な駆除方法を選択します。また、プロならではの技術や道具を用いることで、時間をかけずに迅速かつ効率的な施工が可能です。さらに、鳥獣保護法による法律や自治体の制約を理解した上で駆除を行うため、法的な問題やダニや菌による健康被害などが生じる心配もありません。

鳩駆除業者に依頼するデメリット

鳩駆除業者に依頼することにはデメリットもあります。一つは料金面です。DIYで駆除をする場合に比べて、高額な費用が発生する可能性があります。また、業者によっては豊富な経験や高い信頼性を持つ一方で、その品質は保証されているとは限らない場合もあります。そのため、信頼できる業者を選ぶことが重要となり、実績や評価を事前にしっかりとチェックする必要があります。

 

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ブログ著者:山岸 辰也

害虫駆除現場経験7年

自分でできる!アライグマ駆除の手順とそのポイント

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「屋根裏で大きな物音がする」「庭にアライグマの糞がある」など、近年、アライグマの被害よく耳にする問題となっています。畑や家屋の被害、場合によっては感染症の恐れまであるため、問題解決は必須です。しかし、駆除方法を知ってる人なんてそう多くはないでしょう。そこで、この記事ではアライグマ駆除の必要性から、具体的な手順、消毒法、再発防止策、さらに、自己対応が難しい場合に頼るべき駆除業者選びのポイントも解説します。アライグマの被害に悩んでいる方は是非読み進めてください。

 

この記事でわかること

・アライグマの生態
・自身で駆除行うメリット・デメッリト
・アライグマの駆除方法
・良質なアライグマ駆除業者の選び方

 

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アライグマが害獣とされる理由

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アライグマは、もともと北米原産の動物であり、日本には昭和50年頃からペットとして輸入され、一部が野生化したために生息しています。可愛らしい姿で知られ、ペットとして飼われることも多いこの動物が一体何故害獣とされるのでしょうか。メリハリのあるパンダにも似た顔立ちと、手先が器用であることから一部では人気もありますが、強い生命力と適応力を持つ彼らは、生態系のバランスを崩す恐れもあるのです。

アライグマの生態とその問題点

ライグマは、身体のサイズとしては猫ほどでありますが、その生態は非常に特異で多様な食性と、あらゆる環境に適応する能力を持ちます。その食性は雑食で、果物、昆虫、魚、小動物などを食べます。その適応力と雑食性が、都市部での生活にも対応可能となり、近年では住宅街でのアライグマによるゴミ漁りや住み着きなど多くの被害が発生しています。また、手が器用であることから、ゴミ箱の蓋を開ける、窓を開けて侵入するなどの行為があり、それによる畑の食害や家具の破損など様々な問題を引き起こします。

アライグマによる被害や影響

アライグマによる影響は極めて多岐にわたります。畑を荒らしたり、家に侵入して食物を食い荒らすなど、人間だけでなく自然にも影響を及ぼしています。また、アライグマは狂犬病サルモネラ菌などの人間に感染する病気を持つこともあり、健康被害や最悪の場合、アライグマによる被害で死に至るケースあります。さらには、アライグマの糞尿による汚染や強い臭いによる生活環境の悪化や天井の倒壊など様々な問題提起されています。

アライグマの駆除の必要性

以上のようなアライグマによる問題が発生することから、アライグマの駆除は一部で進められています。その一方で動物愛護の視点から、無闇矢鱈とした駆除は避けるべきだ!とする意見も多く、どのように問題を解決すべきかは意見が分かれています。しかし、少なくとも自宅敷地内でアライグマの被害がある場合は対策や駆除は早急に行うべきです。その際は専門的知識と技術を持つ業者に依頼することや、適切な手段を用いて駆除することが求められます。

自己対応と専門家対応の違い

自己対応と専門家対応には、それぞれ大きな違いがあります。まず、自己対応とは一人でアライグマ駆除に挑むことを指し、何も知らない状態から情報収集をし、具体的な手順を学び、道具を準備し、行動に移さなければいけません。一方、専門家対応とは、アライグマ駆除業者などのプロに依頼し、その経験と知識を利用することです。どちらが良いかは状況によるため、各特性を理解し適切な選択をすることが大事です。これからそれぞれの対応の特徴や方法、そしてリスクを詳しく述べていきます。

自己対応の駆除によるメリット

自己での駆除可能性は、駆除方法の知識がないと結果を出す難易度は各段に難しくなります。しかし、正しい知識と豊富な情報があれば、自己対応での駆除も可能です。アライグマがもたらす狂犬病や様々なリスクを考えると、躊躇してしまう方も多いでしょう。自己駆除の大きなメリットは、費用を大幅に抑えられることです。一方で、時間やエネルギーを大いに必要とするため、リスクとメリットを考慮しながら、適切な選択を心がけましょう。

専門家による駆除のメリット

専門家に頼む場合、確実性や安全性が求められます。長年の経験と知識を有しているため、的確な対応が可能です。また、専門的な工具や器具を持つことにより、精確かつ効果的な駆除を可能としています。さらに、アライグマと接触するリスクを自分自身が持つことなく、専門家にその全てを委ねることができます。ただし、専門家に駆除を頼むとなると、費用がかかります。また、悪質な業者も少なくない為、良質な業者出会うまでの時間や手間も否めません。専門家への依頼は、自分で駆除するよりもリスクが少ないですが、その分費用が増えます。

自己対応と専門家対応のリスク比較

自己対応と専門家対応、それぞれにはリスクが存在します。自己対応のリスクとしては、初心者が行うことであり、自身の安全を保つことが難しい点が挙げられます。また、技術的な面だけではなく、アライグマの駆除には鳥獣保護法が絡むため法律遵守も求められてしまいます。これを怠ると「1年以下の懲役又は100万円以下の罰金」刑事罰による処罰があるのです。

専門家対応のリスクとしては、悪質な業者と良質な業者が存在し、変な業者に当たってしまうと、高額請求をされた上に完全駆除が出来ない場合があります。その上で、最も大きなリスクとしては費用の面で、自己対応に比べると高額であることは確かです。これらのリスクを理解し、自身の状況に合わせた選択をすることが重要です。

アライグマの侵入防止策

アライグマは生存能力が非常に高いうえ、探索性の強さから我々の生活環境への侵入を繰り返します。そのかわいらしい容姿とは裏腹に、果物や野菜を荒らすだけでなく、家や物置の破壊、人間を襲う危険性、病気などの問題を引き起こす可能性もあります。これらの被害を防ぐためにはどのような方法があるのでしょうか。アライグマのような害獣による被害を未然に防ぐための対策は非常に重要です。

アライグマの侵入経路と防止策

アライグマが侵入する経路には主に2つあります。一つは屋根裏や外壁の隙間などから入ること。二つ目は庭や畑から侵入することです。これらを防ぐには、まず屋根裏や外壁の隙間を閉じることが重要です。また、庭や畑では電柵やフェンスを設置し、池などに網を張ることで防ぐ事ができます。さらに、庭木の剪定も重要で、地上から容易に登ることができないような状態にしておくことも必要です。

住宅内でのアライグマ侵入防止策

屋内へのアライグマの侵入を防ぐためには、外壁の割れやすき間を適切な材料で埋める事が必要です。また、ゴミ箱は密封型を使用し、食品は完全に封をしておきましょう。アライグマは優れた嗅覚を持っており、食べ物の匂いを嗅ぎつけることで侵入の動機付けになります。これらの対策を徹底することで、アライグマの侵入を防ぐことができるのです。

アライグマの侵入を防ぐ具体的な手段

アライグマの侵入を防ぐために具体的な手段として挙げられるのが、電気柵の設置、レーザーセンサー、忌避剤、侵入口の閉鎖です。

電柵

庭や畑などのしつこく現れる場合はには電柵の設置がかなり効果的です。

超音波や音の発生する機会では、この機会や音では実害がないと学習するため、慣れて効果がなくなる事が多くあります。それに比べ電柵は侵入しようとしたアライグマに対して電気ショックで驚かせるため慣れることもありませんし、この場所は危険だと学習させることができるためかなり効果的です。

忌避剤

アライグマの嫌がる臭い物質を散布することでアライグマの侵入を防ぐことが可能です。

被害のレベルが軽度であれば忌避剤の散布を行う事で、敷地や屋根裏などへの侵入を防ぐことが可能です。

侵入口閉鎖

アライグマは床下通気口の隙間や壁の穴などから室内に侵入します。屋根裏や床下に一度でも侵入すると、建物内を縦横無尽に駆け巡れます。

その為、侵入口となる床下通気口や壁の穴を防獣ネットで壊されないように全ての穴をしっかりと塞ぎましょう。

アライグマの駆除手順

アライグマが害獣とされる理由から始まり、彼らの生態とその問題点、そして影響について説明しました。また、自己対応と専門家対応の違い、侵入防止策などについても触れてきましたが、ここでは具体的なアライグマ駆除の手順について詳しく説明します。アライグマは生息地域によっては害獣に指定されており、農作物を荒らしたり住宅に侵入したりと問題を起こすことから、駆除が必要となるケースがあります。しかし、どのようにして一体駆除すればいいのでしょうか。

アライグマ捕獲のための方法

アライグマ駆除の最初のステップは、アライグマの捕獲ですが、捕獲をする前に必ず自治体に確認してください。場合によっては自宅での捕獲でも鳥獣保護法に触れる可能背がある為です。

上記のような罠を使用しアライグマを生け捕りにすることが最も一般的な方法です。罠にエサを入れることでアライグマをその中に誘導し、そのエサが動かされることで罠が作動しアライグマを閉じ込めます。エサには果物や魚、ドッグフードなど、アライグマが好むものを選びます。罠は夜間にアライグマが活動する時間帯に設置し、翌朝点検します。この方法を繰り返し、アライグマが侵入しなくなるまでやり続けるのが基本です。(個人的にはからあげ君がより効果的だった)その後アライグマが罠に入るまでそれを繰り返し捕獲します。

捕獲後の対応方法

害獣となるアライグマのいる場所では、彼らの活動による様々な問題があるため、適切な処置が必要となります。捕獲したアライグマに対して、最も人道的で、法律にも基づいた行動を取らなければなりません。専門的なアライグマ駆除業者に連絡し、適切な処分をお願いすることです。業者であれば、アライグマの安全な移動や適切な処分法を知っています。また、自己処理の際は感染症対策として十分な配慮が必要です。

アライグマを駆除した後の消毒方法

アライグマ駆除の重要性は先に述べましたが、それだけでは終わりではありません。アライグマを駆除した後に必要となるのが消毒なのです。なぜアライグマ駆除後の消毒が重要なのかといいますと、アライグマが生活する場所には、アライグマ由来の菌やウイルス、寄生虫などが存在するからです。アライグマは、特に人間の生活空間に侵入しやすく、屋根裏に溜め糞などを行ったり様々な病気を運んできます。それらの病原体は、アライグマの糞尿や体液にまき散らされ、周囲に広がることで、人間や他の動物へ感染する可能性があるのです。

アライグマによる汚染と影響

アライグマは、人間と違って衛生面に無頓着なため、様々な病原体を持っています。その中には、人間に感染する可能性のあるものも多く含まれています。例えば、狂犬病やジストマ症、ライチマン症など、深刻な影響を及ぼす病気の原因ともなります。これらの病原体は、アライグマから人間へ直接感染することは少ないものの、アライグマが排泄する糞尿によって広がり、結果的には間接的に感染源となってしまうのです。アライグマが生息していた場所や侵入した場所は重大な汚染源と考えられますので、注意が必要です。

アライグマによって汚染された環境の消毒方法

アライグマ駆除後の消毒方法について説明します。まず、手袋やマスクなどの適切な保護装備を身につけ、アライグマが排泄した糞尿や体液などをしっかりと取り除きます。その後、アライグマが侵入した場所全体を、次亜塩素酸やアルコール消毒剤で徹底的に消毒し、可能であれば2次被害に繋がるダニやノミの抑制も同時に行いましょう。ダニやノミの抑制には専用の薬剤が必要なため、専門の駆除業者に依頼することをおすすめします。

アライグマ業者の選び方

アライグマの被害は、規模によっては自己対応が難しい場合もあります。その際には、プロのアライグマ駆除業者の力を借りるのが一番の解決策となるでしょう。しかし、駆除業者選びは簡単ではありません。決して安くはない料金を支払う以上、確実にアライグマを駆除してくれる信頼できる業者を選びたいところ。実際に業者を選ぶ際には、その業者の経験と実績、手段と方法、そして料金の透明性という項目を見ることが大切であります。

アライグマ駆除業者の選ぶポイント

アライグマ駆除業者選びのポイントとして、まず「経験と実績」が挙げられます。駆除業者の経験年数や、これまでどの程度のアライグマ駆除を成功させてきたのか、その詳細をチェックしましょう。また、「手段と方法」も重要で、アライグマを効率的に駆除するための具体的な手段や工夫がある業者を選びたいところ。しかし、それだけでなく、アライグマにとっても人間にとっても最小限の負担となるような方法を選ぶことが重要です。さらに、「料金の透明性」も重要なポイント。見積もりを出す前に、どのような作業が含まれているのか、詳細に説明してくれる業者を選びましょう。

駆除業者選びで失敗しない為の注意点

駆除業者を選ぶ際の注意点として、第一に「安易に見積もりを信じない」こと。最初に提示される見積もりは、業者が一方的に算出したものであり、詳細な説明がなければその金額が妥当なのか分からない場合があります。また「あまりにも安い業者には注意」です。駆除には手間と時間がかかり、あまりにも安価な業者は手抜きが発生する可能性があるからです。また、「アフターフォローの有無」も確認しましょう。駆除後、再びアライグマが侵入しないようにするためには、放獣後のフォローアップが重要で、これがある業者を選ぶことが望ましいです。

 

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